個人だけではなく、業者もインターネットオークションに中古車を出品していたりするのですが、業者がインターネットオークションに出品している場合、お店と併売しているケースもあります。この場合、いろいろな考え方が出来ます。併売しているという事はお店には現物が用意されているという事ですので、もしもですが、お店が近い、あるいは足を運べる距離にあるのであれば現物を確認してみるのも良いでしょう。現物を確認してみる事でモニターで見ている印象とはまた違った印象を抱く事が出来るかもしれません。
ですがこれはあくまでも足を運べる距離のみの問題です。足を運べない場所にある場合、当然ですがモニターから確認するしかありません。また、インターネットオークションに入札したものの、既に店舗で売れてしまったがために購入出来ないケースもあります。また、お店での価格と同じ価格で販売されていますので、オークションというよりも、オークションを「宣伝・広告」の一環として扱っているだけで、購入方式に関しては普通にお店で購入するのと変わらないものです。業者からすると、宣伝や広告の一環という事になりますので、インターネットオークションという「場所」を利用しているという事なのでしょうが、購入する側からすれば「オークションではない」と感じてしまう部分もあるのではないでしょうか。
また、インターネットオークションで業者から購入した場合、いろいろな制約が設けられているケースもあります。「必ず取りに来てくれる人」ですとか「整備費用をいただく」といったように、ローカルルールを設定している業者も珍しくないのですが、店頭の場合は口頭で伝えてくれるでしょうから「知らなかった」という事はないでしょう。ですがインターネットオークションの場合、見落としてしまうケースすらあるのです。そのような点もしっかりと弁えておかなければならない点もまた、インターネットオークションで注意点です。
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